今年でギター歴15年。ギターの上達に関する自分の気づきをまとめます。
なんとなくいい節目かなと思ったりするのでギターを15年やってきた今の自分が初心者の頃に戻れたら伝えたいことを書いてみます。
多分、初心者の頃知っとけばそのあと練習が楽になるだろうな~と思うことばかり。
もしあなたが既に経験者であれば「なるほどな~」と思うかもしれない。
もしあなたがギターを始めたばかりの初心者であれば少し参考になるかもしれない。
気軽に読んでみてください。
ギターを15年弾いてきて思い知ったこと
メトロノームで練習する
フレーズを覚えたら原曲のテンポで弾けるようになるためにメトロノームを使って練習するということ。
僕はギター始めて5、6年あたりまでメトロノームを使わずに練習してました。
そのせいで、ゆっくりのフレーズは弾けても速いフレーズはなかなか弾けるようならなかったです。
メトロノームを使って徐々にテンポを上げるようにして練習するようになると一気にギターが上達して面白くなりましたよ。
メトロノームは必ず使うようにしてください。
音符を理解しておく
楽譜までは別に読めなくてもいいけど、最低限音符は理解しとくべきだと思います。
じゃないとTAB譜が読めません。音符を理解するとどういう風にリズムをとったらいいかが分かるようになります。
初心者の頃は感覚でリズムをとって弾いてました。高校の頃にギター教室に通うようになって音符を学んだ時にはじめてちゃんとしたTAB譜の読み方が分かるようになったんです。
全音符、二分音符、と言った音符の概念はもう初心者の段階で知っておきましょう。
脱力はダメ
よく巷で、運指やピッキングは脱力しろと言われてますが、コレ違うんじゃね?って思います。
練習では脱力せず力入れて練習すべきかなと。
例を出すので一度考えてみてください。
スポーツを例に考えてみた
ランニングを例にしますけど、早く走れるようになるには早く走ろうとしませんか?
そして、これって力入りませんかって話。
つまり今以上の動きを習得しようと思ったら、限界を超えるような負荷のかかる練習をしないといけないということ。
ギターに置き換えても同じだと思うんですよ。指を速く動かせるようになるには思いっきり力入れて弾かないとダメやって気づいたんです。
これ意識するだけでだいぶ上達するようになりました。
たぶん脱力するっていうのはちゃんと弾けるようになるからできることなのかなと思っています。
ギターの上達は気づいたらしてる
ギターって目に見えてガンガン上達していくものではないのです。今日8時間練習しても次の日見違えるくらい上手くなってるということはそうそうないですね。
この成長曲線のように、練習量に対してあまり上達が感じられない時期というのがあるものなのです。
そこを乗り越えたときに、上達を実感できます。
これを分かっておくと、練習と上手く付き合っていけるんじゃないでしょうか。ギターの上達は、焦ったらダメ。
“諦め”も上達の秘訣
とあるフレーズを毎日練習してるけど、どうしても上手く弾けるようにならないことってありませんか?
そういう場合、諦めると上達することがよくあります。
どういうことかというと、一旦そのフレーズの練習はやめて、違うことを練習するんです。
そしてまた気が向いたときにそのフレーズを練習すると、不思議なことに前より指が動くようになってたりして上手くなってることが多いです。
多分、ブランクの間に他のことを練習したことで基礎が鍛えられたり指が器用になるんですかね。
おわりに
ギターって本当に難しい楽器だなぁと練習していてつくづく思います。
でもちょっとでも指が動くようになっただけで練習って面白いんですよね。
上手い人はこの微々たる差を日々積み重ねてます。
ギターをはじめて一年後に9割は辞めるというデータがあるそうですが、どうかやめないでほしい。
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