エリクサーはNANOWEBよりOPTIWEBを買うべき理由【違いを解説】

エリクサーはNANOWEBとOPTIWEB、どっち買ったらいいか迷う…

こんな疑問にお答えします!

あなた

NANOWEBはOPTIWEBよりも値段が安いし、ナノの方がよくない?

と思うかもしれません。

昔、僕もそうでしたが、OPTIWEBが発売されてからはコレ一択だと思っています。

taka

歴15年のギタリスト&DTMer
・エリクサーを10年ずっと使い続けてる

目次

エリクサーはNANOWEBよりOPTIWEBを買うべき理由

【これ重要】NANOWEBは弦の表面が剥がれやすい

NANOWEBよりOPTIWEBを買うべき決定的な理由。

ズバリ、弦のコーティングの耐久度にあります。

以下は張り替えてから約3か月後の状態です。両者の比較をどうぞ。

NANOWEB(画像拡大できます)
OPTIWEB(画像拡大できます)

NANOWEBは長く弾いてると、表面のコーティングが剝がれてきて毛羽立ってくるんですよね。

そして画像のように、低音弦が黒ずんできたり、サビが目立ってきます。

特にコードストロークをガシガシやってると毛羽立つのが早い気がします。

一方、OPTIWEBはNANOWEBのような劣化は見られませんでした。

OPTIWEB特有のブライトでパリッとしたサウンドも健在で、弾いていて気持ちがいいです。

値段が高い理由はこういうことか!と今では思っています。

OPTIWEBにして弦交換の頻度が減った!

僕は普段どんな感じでギターを弾いてるかというと、

・毎日1~2時間練習
・ライブとかはやってない

趣味で少しギターを弾く程度ですけど、NANOWEBを使っていた頃は弦の剥がれ、黒ずみが目立ってきて1~2か月で弦交換していました。

そして、1弦をチョーキングしまくってるとだいたい弦が切れます。笑

それがOPTIWEBにしてからは3~4ヶ月は平気になりました。かなり持ってくれますね。

僕よりも弾かない人なら半月以上でも大丈夫な気がします。

弦交換のめんどくささから少し解放されて気が楽になりました。

でも・・・NANOWEBの方が安いやん!

確かに一見、NANOWEBの方が安いしコスパ良い!と思うかも。

でも、OPTIWEBにしてから弦を張り替える頻度が減ったので、長い目で見ればOPTIWEBの方がコスパいいなと思うようになりました。

NANOWEBの方が安いから~という理由で選ぶと「安物買いの銭失い」みたいになってしまうかも。

【参考】寿命が長い弦の方が実は安い理由は「時間あたりコスト」を見よ!

さっき、OPTIWEBの方がNANOWEBよりも長い目で見てコスパ、と言いましたが、「時間あたりコスト」を考えると

耐久性のあるOPTWEBの方が、実質安いと言えます。

taka

単価は高くても交換頻度が減れば時間あたりで安いケースが多いです。

「時間あたりコスト」とは、「弦1セットあたりの値段を、実際に使える演奏時間で割った数字」です。

時間あたりコスト = 実質1セット価格 ÷ (寿命日数 × 1日あたり演奏時間)

簡単に言うと、弦を1時間使うのにいくらかかっているかを計算する方法。

安い弦でも劣化が早ければ、交換頻度が増えて結果的に高くつきます。そこで演奏時間で割って考えると、コスパが本当にいい弦がわかるというものです。

これから時間あたりコストをNANOWEB、OPTIWEBで比較して見ます。

これをもとに計算すると、

NANOWEB:1,739円 ÷ (60日 × 2時間) = 14.5円/時間
OPTIWEB:1,918円 ÷ (120日 × 2時間) = 8.0円/時間

OPTIWEBの方が「時間あたりコスト」でNANOWEBより安いという結果になりました。見かけ上は高い弦でも、長持ちする分、時間あたりのコストは安いということが分かります。

長い目で見てコスパというのはここにあります。

もしあなたが弦を安く買うだけじゃなく、「交換の手間」や「音の安定期間」も含めてコスパ重視するなら、この考え方を使うと失敗しにくいです。

OPTIWEBの方が値段が高い理由を考えてみた

現在の価格と違う場合があります。
両者で3~400円の価格差がある

OPTIWEBの値段はNANOWEBより少し高めです。

従来の弦と比較して、非常に長寿命なELIXIRのギター/ベース弦。

サウンドハウスの商品説明より

もしかすると、この長寿命が売りで値段が高くなってると僕は思っています。

taka

コーティングの耐久性の違いが開発コストに関わってくるのかなあと勝手に想像したりします…

サウンドや弾き心地の違いについて

公式ホームページより引用

最後にサウンドや弾き心地の違いを見ておきましょう。

OPTIWEBはNANOWEBの後に出たモデルで、極薄コーティング。

サウンドはノンコーティング弦に近いナチュラルなトーンになっているようです。

コーティング弦でありながらノンコーティング弦とほぼ変わらない質感と、極薄なのに長寿命になったことで、発売当時は話題を呼んだほどです。

比較すると、OPTIWEBは

自然な弾き心地でギラギラした音、キレがある

NANOWEBは

つるつるした弾き心地で温かみのある、落ち着いた音

と言った感じでしょうか。

おわりに:練習にはOPTIWEBがベスト!

いかがでしたか?

エリクサー弦は特にこだわりなければ長寿命のOPTIWEBを選ぶのがおすすめです。

初めにお伝えしたように

・コーティング剥がれによる毛羽立ちがほぼない
・黒ずみ、サビが目立たない

という理由で個人的にOPTIWEBを推したい理由です。

特に以下に当てはまる人はOPTIWEBが合っているはずです。

・練習時間が長い人
・手汗をよくかく人
・弦交換の手間をできるだけ省きたい人
・ノンコーティング弦と同じ弾き心地を求めている人
・安定した演奏を求める人

普段の練習で長く使っていきたいならOPTIWEBの方が弦の購入頻度も減って結果的に安く抑えられると思いますね。

ただ、サウンドや弾き心地にこだわりがあってNANOWEBがいいという人もいます。

値段の違いはあれど、結局は好みということにはなるか…。

とにかく、ギター演奏を快適さを求める人にはOPTIWEBをおすすめしたいです。

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この記事を書いた人

メタル、ラウド、メロコア好きな趣味ギタリスト。ギターとか機材、DTMのことについて語ってます!

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