DTMに必要なPCのスペックを解説!素人DTMerの僕が購入した当時、どんなことに気をつけたかをお伝えします!

「DTMに必要なPCのスペックを教えて欲しい!」

DTMに向いたPC選びは結構ややこしくて初心者ほど頭を悩ませるところではあります。

僕が5年前にDTMを始めた当時、どんなことに気をつけたかをお伝えできればと思ってまとめてみました!

徹底的に初心者目線で解説するのでよかったら参考にしてみてください。

目次

DTMに必要なPCのスペックとは?

結論から言うと以下になります。

・CPU:COREi5~
・メモリ容量:8GB以上
・内部ストレージ(SSD:240GB以上、HDD:1TB以上

・モニターサイズ:27~32インチ(ノートパソコンの場合:14インチ~)

※このスペックを想定した場合の参考価格:100,000円~

最低限これ以上であればDTMをやっていくには合格ラインです。

少し難しい言葉が出ていてるので1つひとつ解説していきますね。

CPU:Intel Core i5以上は必要

CPUとはコンピュータの中央処理装置のことで、プログラムからの命令を受けて演算や制御を行う重要な部品と言われています。

もっと簡単に言うと、パソコン動作速度や処理能力に大きく影響する部品という感じですかね。

DTMではDAWや音源、プラグインを多く使用することがありますが、これらはCPUに大きな負荷がかかるんです。

そのCPUの性能が低いと音が途切れたり、ノイズが入ったり、パソコンがフリーズしたりする可能性が出てきてしまいます。

なので、CPUのスペックは高い方がいいんです。

CPUには種類がある

CPUにはいくつか種類があるのですが、DTMにおすすめと言われているのが、

・Intel Core iシリーズ
・AMD Ryzenシリーズ

の2つ。

PCのスペック情報などで「Core i5~」「AMD Ryzen 5 ~」など数字が表記されているのをみかけますが、数字が高くなるほど性能が良くなります。

DTM用途なら特にIntel Core iシリーズがおすすめで、

Core i5以上(余裕があれば7以上)はあるのが望ましいです。

※最近ではAMDのCPUも性能が向上しており、DTMに使えるものも増えてきています。ただし、AMDのCPUはDTMに使う音源などが対応していないこともあるので、購入前に確認することをおすすめします。

こだわりなければ、もうCPUはIntel Core i5以上のものを選ぶのがいいと思います。

メモリ容量:8GB以上は必要

PCのメモリは「メインメモリ(RAM)」とも言われ、データを一時的に記憶するための装置です。

CPUと連動していて、CPUがプログラム処理のデータを必要に応じて保存するための役割があります。

メモリ容量が大きいほど、たくさんのソフトを起動したりデータの処理を高速で行うことができます。逆に少なければ音が途切れたり、処理が遅くなったりします。

DTMでたくさんの音源やプラグインを使う場合、メモリに負荷がかかるので動作が重くなりがち。

なので、メモリ容量の大きさもDTMの快適さに直結してくるわけですね。

このメモリ容量ですが、DTMに求められるスペックとして

最低でも8GB以上(余裕があれば本当は16GB以上)が望ましいです。

内部ストレージ(SSD:240GB以上、HDD:1TB以上

内部ストレージは、パソコン本体に内蔵されたデータを保存するための場所のことで、大きく分けてHDDとSSDという2種類があります。

HDD:1TB以上は必要

HDD(ハードディスクドライブ)はできれば1TB以上は欲しいです。

HDDは磁気ディスクという円盤状の記録媒体にデータを書き込む方式のストレージ。

俗にいう「ハードディスク」とはHDDのことを指します。HDDの特徴として、

・容量が大きく、価格が安い
・読み書き速度が遅く、故障や衝撃に弱い

というメリットとデメリットがあります。DTMではHDDを「データ保存」のために使うことが一般的。

このHDDですが、DTMに求められるスペックとしてできれば1TB以上が望ましい(500GBでもOK)です。

SSD:240GB以上は必要

SSD(ソリッドステートドライブ)は240GB以上は必要。

SSDはフラッシュメモリという半導体素子にデータを書き込む方式のストレージ。

SSDの特徴は、HDDと真逆の特徴があり、

・容量が小さく、価格が高い
・読み書き速度が速く、故障や衝撃に強い

SSDはHDDと比べて読み書き速度が抜群に速いので、DAWやソフト音源の読み込みで真価を発揮しますね。

そんなSDDですが、DTMに求められるスペックとして240GB以上が望ましいです。

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モニターサイズは27~32インチ(ノートPCの場合:14インチ~)

最後です。

DTMでは作業効率や快適性を考えると、モニターサイズは大きい方がいいとされています。

・デスクトップ:27~32インチ
・ノートPC:15.6 or 17インチ

ノートパソコンの場合は持ち運びやすさも考えて14インチ以下でもOKです。

それでも画面は大きい方がいいので個人的に14インチ~がDTMに適したモニターサイズとしては合格ラインです。

参考:僕がはじめて買ったDTMパソコンのスペック

最後に僕がはじめて買ったDTMパソコンのスペックを紹介して終わりたいと思います。参考になれば。

もう一度DTMに合ったパソコンのスペックを再掲。

・CPU:COREi5~
・メモリ容量:8GB以上
・内部ストレージ(SSD:240GB以上、HDD:1TB以上

・モニターサイズ:27~32インチ(ノートパソコンの場合:14インチ~)

※このスペックを想定した場合の参考価格:100,000円~

僕がDTMを始めたときに買ったPCはこちら。

マウスコンピューターのDAIV-NG4500E2-SH2というモデルです!

・CPU:Intel COREi7
・メモリ容量:16GB
内部ストレージ(SSD:256GB以上、HDD:1TB以上
・モニターサイズ:14インチ

当時「BTOパソコン」で有名なマウスコンピューターで購入し、これで価格は150,984円(税込)です。

「スペックはいいものがいい、でもなるべく安く…」

と考えてこのスペックを選びました。

このスペックで

・DAW:Cubase 14 Pro
・シンセの音源など(Komplete 14、Nexus 4、Serum…etc)

正直な話、読み込みに多少時間がかかることはあるんですが、ストレスを感じるほどではなくDTMができてます!

おわりに:スペックはあまりケチらないように

以上で終わりです!

DTMパソコンに必要な予算ですが、最低でも10万円は考えた方がいいです。

できるだけ安く考えても、DTMに耐えうるスペックを考慮してこれくらいは考えておいた方がいいですね。

僕のPCは少し余裕のあるスペックなので15万円ですが…

コスパに目がくらみ、スペックをケチると後でDTMの動きが遅くてストレスになるなんてことが起きます。

PC選びというと他はWindowsかMacかで悩んだりするかと思いますがこちらの記事を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

メタル、ラウド、メロコア好きな趣味ギタリスト。ギターとか機材、DTMのことについて語ってます!

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