DTMer必見!SanDiskの外付けSSD(2TB)をレビューしてみた【SDSSDE60-2T00-GH25】

DTM

SanDiskの外付けSSDを買うか迷ってる人向けにレビューしていきます。

DTMをやってて音源をどんどん足していくと容量が無くなっていきませんか?

それを解消するのに外付けSSDがあると役に立ちます。

今回はSanDiskの外付けSSDからSDSSDE60シリーズをDTMer目線でレビューしていきたいと思います!

ポータブルSSDの中では代表格のモデルですね。

購入したきっかけ

DTMを始めて音源を買い足していくうちに容量がきつくなってきたタイミングで色々調べていると、

sleepfreakの動画でこのSSDを知りました。懐かしい。

DTMをやっている人の中でもかなり使っている人が多いらしく、このSanDiskのやつを買うか考えるように。

そしてはじめての外付けSSDなので、分からないことだらけでした。特に気になった部分は

・容量(500GB or ITB or 2TB)
・データ読み込みの速さ

容量は将来的にKOMPLETEも欲しいと思っていたので、思い切って2TBにすることに。(KOMPLETEは全部で1TB近くあるので、ITBのSSDだとそれだけでパンパン)

読み込みの速さについては上の動画でも語られていますが、「小規模編成のバンドサウンドなら500MB/秒でもいい」とあったので、とりあえずこれでいいかなという感じでこれを選びました。

SanDiskのSDSSDE60を3年使ってみて思うこと

Brand‎SanDisk
メーカー‎SanDisk
シリーズ‎SDSSDE60
製品サイズ‎0.88 x 9.62 x 4.95 cm; 38.9 g
商品モデル番号‎SDSSDE60-2T00-GH25
商品の寸法 幅 × 高さ‎9 x 96 x 50 mm
HDD容量‎2000 GB
HDDインターフェース‎USB 3.1
OS‎mac_os, Windows_10, windows_7, windows_8.1
商品の重量‎38.9 g
Amazonの商品ページより

まず内容物についてですが、

・本体
・USB Type-C(USB 3.1 Gen2)
・USB Type-A変換プラグ

この3点。

USB 3.1 Gen2って何ぞや?

まず、USB Type-Cについて説明すると

USB Type-Cとは、USBの次世代規格「USB 3.1」で制定された新しいコネクタ規格です。
2018年11月に発売されたMacBook AirにUSB Type-Cポートが搭載され、非常に話題になりました。MacBook Airを筆頭に、最近ではZenBookやLIFEBOOKなどのノートパソコンや、XperiaなどのスマートフォンもUSB Type-Cに移行してきています。将来的には、USB Type-Cはますます普及し、パソコンやタブレット、スマートフォンなどのコネクタがUSB Type-Cに統一されることで、機能面の大きな向上が期待できます。

引用:USB Type-Cとは?|サンワサプライ株式会社

今はUSB3.2が出てたりしていますが、比較的新しい規格ですね。

またGen2とありますが実は難しく考える必要はなく、Gen1よりも転送速度が2倍速くなります。

USB 3.1 Gen1はUSB 3.0と同じ転送速度の5Gbpsですが、USB 3.1 Gen2ではさらに約2倍速い最大10Gbpsのデータ転送速度が可能になりました。例えるなら新幹線(時速300km)からリニア新幹線(時速600km)に乗り換えるようなもので、大容量のデータを移動する時間もUSB 3.1なら大幅に短縮できます。
例えば、ハイビジョンサイズ以上の大容量な映像データも、USB 3.1に対応したHDD・SSDを使用すればスムーズに移動ができます。

引用:USB 3.1とは?|サンワサプライ株式会社

とにかく本商品はUSB Type-Cに対応していてかつGen2の外付けSSDということでOK。

もし持ってるPCがType-C接続に対応してない場合でも大丈夫。

そのためにType-Aに変換できるものがあるんですね。

USB Type-A変換プラグ
付属のType-Cに変換プラグをつけた

Type-Aはいわゆる普通のUSBの形。結果的に本商品はほとんどのパソコンで使えるということになります。

ちなみに僕のPCには両方に対応しています。

ホコリっぽくてごめんなさい

※USBの種類と形についてはこちらの記事も参考になります。

思ったよりも小型軽量

開封してはじめに思ったのはとにかく小さいということです。そして軽い。38.9gです。

これに2TB入るのか…と思うぐらいのサイズにいい意味でびっくりしました。

運転免許証とほぼ一緒!

また材質はラバー加工がされていて、最大2メートルの落下にも耐えるほどの耐久性があるそうです。

僕は常時つけっぱなしにしてるし、出先で作業することもないので落としたことはないですが。

なんか大きいイメージを持ちがちですが、これなら余計なスペースを取らなくて済むのでDTMデスクが小さい人でも置きやすいのではないでしょうか。

2TBの容量ってどんな感じ?

僕がSSDに入れてるものは

・Splice
・SERUMプリセット
・IKのライブラリー
・NEXUS3のライブラリー
・KOMPLETE13のライブラリー
・MIDIファイル
・プラグイン
・サンプル素材…などなど

今では結構色々入れていますが、これだけ入れてもまだまだ余裕があります。

500GB未満と言ったところですかね。

KOMPLETEは必要なものしか入れてないのでアレですが、2TBもあればそれなりに音源を入れても容量に困る心配はないです。

転送速度(550MB/秒)は早い?

他のモデルを持ってないので比較はできないですが、あくまで体感でお伝えできればと。

結論から言うと、550MBでもDTMをやっていく分には全く問題ないです。

大容量のソフトシンセでも立ち上がりが早い

シンセやサンプルの読み込みはとてもスムーズ。

動画ではmassive、nexus、serum、サンプル素材を読み込んでいます。

また、KOMPLETEのような大容量の音源でも割と早いです。

DAWの起動速度について
DAWはPCに直接インストールしているので変わる感じはなかったです。
あくまでSSDに入ってるデータが影響すると思います。

トラック数が多くても意外に大丈夫

※音量注意

Aviciiの有名な曲、Levelsの耳コピ。

・トラック数は全部で70近く

大量のNexusやSerum、サンプル素材を使っていますが、読み込み速度には問題なしです。

また、再生中に音切れすることもありませんでした。

EDMみたいなトラック数を多く使うジャンルでも意外と大丈夫です。

おわりに

冒頭のsleepfreaksの動画で「多くのトラックを使用し、楽曲制作していきたい場合の転送速度は1050MB/秒がいい」と言っていましたが、550MB/秒でも意外といけます。

転送速度に不安がある人も550MB/秒を選んでみてはいかがでしょうか。

ちなみ、このモデルはUSB3.2 GEN2のタイプのニューモデルが出ています!

今回レビューしたのはSDSSDE60-2T00-GH25(型番)ですが、以下はSDSSDE61-1T00-GH25になります。

USB3.2にグレードアップされていてもっと読み込み速度が速くなっています。羨ましい…

USB3.2?Gen2?意味わからない!となった人はこちらも読んでみてくださいね。

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