ロック式ペグのギター使ってみてどう?面倒な弦交換が一瞬でできてしまって普通のペグには戻れないかも

ロック式ペグって一体どんな感じ?

そんな人に向けてロック式ペグのギターを普段使っていて思うことを書いてみます。

ロック式のペグ搭載のギターをこれから買おうと思っている人だったり、ペグ交換しようとしている人などが参考になればいいなと思っています。

目次

ロック式ペグは普通のペグと何が違う??

「ロック式ペグ(ロッキングチューナー)」とは、ストリングポスト(ペグの軸)に弦を固定する機能が備わっているペグのことを言います。ギターの仕様書などで「Locking」と記されているペグは、このロック式ペグです。ストリングポストに一定量の弦を巻きつける従来のペグとは異なり、ロック式ペグはふつう一周すらしません。また弦交換が楽チンで、チューニングが安定するという大きなメリットを持っています。

ロック式ペグ(ロッキングチューナー):チューニングが安定し弦交換が楽になるペグ

ロック式ペグの特徴はおおまかには以下2つあります。

弦交換が楽

ズバリ言うと、弦交換がめちゃくちゃ楽になります。これが一番の魅力かもしれないです。

弦交換って何気に時間がかかりませんか。頻繫に替える人なら大丈夫でも何か月かに一度替えるという人は重い腰を上げる感じで弦交換してるんじゃないでしょうか。笑

特にギター初心者の人は慣れない弦交換に苦戦する人も多そうです。

弦交換が楽になるというメリットはロック式ペグの特筆すべき点だと思っています。

チューニングが安定

ロック式ペグはペグに巻き付けないのでチューニングが狂いにくいです。

巻き付ける普通のペグだとギターを弾く中で巻かれている部分が締められたり緩まったりするんですがこれがチューニングが狂う原因になるそうです。

これがロック式にすることで弦を固定(ロック)するだけでよくなり、狂いにくくなるという仕組みになっています。

ロック式ペグには種類があるのでサラッと紹介

バックロック(スパーゼル)タイプ

ペグの裏側のホイールを回すと内部のロッドと言われる部分が上昇してストリングポスト内で弦が固定される仕組みで、ロック式ペグと言えばこのタイプが最も定番です。

さまざまなブランドがこのタイプをリリースしていますが、「スパーゼル」が特に代表的で、スパーゼルタイプと言われることもあります。

普通のペグと見た目がほとんど変わらないのが特徴です。

マグナムロックタイプ

マグナムロックタイプはストリングポスト内部がネジになっており、ペグを回していくとペグ上部のキャップが沈んで弦がロックされるという仕組みです。

このタイプと言えばGOTOH社のペグが有名です。

トップロックタイプ

バックロックとは違い、ペグの表側に回す部分があるタイプで、「トップロック」とその名の通りになっています。

これも内部のネジで弦をロックしますが、ホイールが表側にあるというのが特徴です。

PRSに標準搭載されていることで有名です。

たったこれだけ⁉ロック式ペグのギター弦交換のやり方

ロック式ペグの弦交換ってどんな感じか、筆者のギターを使ってみていきましょう。

ちなみに僕の所有ギターである「dragonfly BORRDER666」はマグナムロックタイプのロック式ペグになっています。

ペグに弦を通して固定する

ペグに弦を通して背面のホイールを回して固定します。あとで弦を巻いていくときに抜けないようにしっかり締めておきましょう。

巻き数を考えて弦に余裕を持たせることは考えなくてOK。普通にピンと張って固定して大丈夫です。

チューニング前に一気に全弦通しちゃいましたが、一本一本固定して巻いていっても大丈夫ですよ。

全弦やった場合は余った弦がうっとおしいので巻く前に切った方がいいと思います。

【終了】ちょっと巻いておわり

後は巻いて終わりです。目標のチューニングになるまでそこまで巻かなくてもいけます。レギュラーチューニングでもひと巻きすらしません。

ロック式なら時間にして目安的に5分あれば張り替えられます。

自分のギターをロック式ペグにすることができる!

「ロック式いいなぁ。自分のギターはそうじゃないからついてるやつ買わなあかんのかな…」

実は新しく買わずと持っているギターをパーツ交換でロック式ペグにすることができますよ。

前半でタイプ別でロック式ペグを紹介しましたが、その単体パーツを買って楽器屋さんかリペアショップにギターと一緒にもっていけば交換してもらえます。

もちろん交換費用がかかりますが、1,000~10,000円台(お店による)でやってもらえます。

参考:エレキギター – ギターリペア料金表

おわりに:ロック式ペグはどんなひとにおすすめ?

「毎回弦交換するのめんどいなぁ…」と思っている人にはロック式ペグのついたギターはおすすめです。

この便利さを一度体験すると普通に弦交換するのがバカバカしくなってくるかもです。笑

弦交換をしばらくやってないとやり方を少し忘れちゃうんですよね…僕は「巻き方どうやったっけ?」ってネットとか教則本で調べたりします。

弦交換の煩わしさから解放されるのは、ロック式ペグの何と言っても大きなメリットだと思います。

あと、ギターの練習時間を少しでも増やしたい!と思っているにもおすすめですかね。僕自身も実感しているんですけど、弦交換が時短できたことでギターに触れる時間が増えた気がします。

もしこれを読んで興味を持った人はロック式ギターを買うかパーツ交換を検討してみるのもいいかもしれません。

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この記事を書いた人

メタル、ラウド、メロコア好きな趣味ギタリスト。ギターとか機材、DTMのことについて語ってます!

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