「DTMやってるけどシンセはプリセットを使うだけで大丈夫?自分でイチから作れた方がいい?」
こう思う人に向けての一介のDTMer(歴3年)が記事を書いてみます。
僕がシンセに触れるようになったのはまさにDTMを始めてから。
どのシンセにも大量のプリセットがあって、自分で音作りせんでもよくね?と思っていました。
しかし、DTMで「あること」をやったことがきっかけで考えが変わりました。
「やっぱシンセは音作りもできたほうがいいな!」
個人的にはシンセはプリセットを使うだけではなく、イチから音作りできた方がいいと思ってます。
シンセをイチから音作りできるようになった方がいい理由
プリセットの使い方が上手くなる
シンセの音作りができると耳が良くなるので、プリセットの良し悪しが分かるようになります。
確かにプリセットって、パッと聴くと全部出来上がったいい音ではあります。
でも、耳が肥えると「リバーブが効きすぎてるな…」「ディレイタイム長っ」「ちょっとCutoffの設定変えたい」
プリセットをそのまま使いづらい場合、少しパラメーターをいじって使うという使い方をするようになりました。
シンセの操作が分からないと、どこをどういじったらいいか分からないんですよね。
自分で音作りできると、プリセットの使い方も上手くなるはずです。
耳コピが上達する
シンセサイザーの音が出てくる曲ってホントに多いですよね。
DTMで好きな曲を耳コピしていると、
「このシンセ音どうやって作るか分からん!」ってなりませんか?
調べるにしてもネット上にその音がそのまま解説されていることってはかなり少ないんじゃないかと思います。
そこでイチから音を作れるようになるといいですよね。耳コピで再現しやすくなります。
僕は耳コピをたくさんやる中でシンセの音作りを学んできました。→※冒頭のネタバレ
YouTubeのチュートリアルとかを参考にしつつ音色コピーをたくさんやる感じ。
やればやるほど音作りの引き出しが増えるので、知らない音でも推測して音色を似せることができるようになりました。
シンセを使うのに抵抗が無くなる
シンセってプリセットがあってそれだけでも十分使えるのですが、やっぱ難しいイメージがありませんか?
人によっては毛嫌いしてる人もいそうです。
シンセってたくさんツマミがあってそれだけでめんどくさい機械という感じがあります。
僕は使い方が分かるようになってシンセへの抵抗感がなくなった気がします。
音楽を聴くのが楽しくなる
あと音楽聴くのが楽しくなりました。
曲を聴いていてシンセの音に反応しちゃうんですよね。
「このシンセはスクエア波っぽい音やな」
「この音前作ったことある!!」
「この音supersawぽいな」
シンセのとこが分かるようになると音楽をまた1つ別角度で聴けるようになるのも面白い。
おわりに:シンセの上手な付き合い方
シンセは音作りもできると、楽曲制作の幅が広がります。
よくある音色ぐらいは作れるようになっておくといいかもしれません。supersawとかプラックとか。
でも基本はプリセットをガンガン使うでいいと思います。ここまで長々言っておいてアレですが僕もそうなので。笑
基本プリセットは高クオリティで、実際そこまでエディットせずに使えるものが多いですし、時短になります。
プリセットにイマイチ理想の音がないと思った場合に、作れると便利ですよね。
場合に応じて使い分けれるのが賢いシンセの付き合い方かもしれません。
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