DTMスクールでオリジナル曲のミックスを頼んだら一瞬でプロクオリティになった話

僕はとあるDTMスクールで、先生にオリジナル曲のミックスをやってもらったことがあります。

その曲がいくつかあるんですけど、一度聞いてみてください。ヘッドホン推奨。

1曲目:before
1曲目:after
2曲目:before
2曲目:after

当時の僕はDTM初心者でミックス自体やったことがありませんでした。

今回は僕がDTMスクールでプロの講師にオリジナル曲のミックスを頼んだ話。

・ミックスを頼んだ経緯
・スクールでのミックス作業の様子
・僕が感じたDTMスクールでミックスをやってもらうメリット・デメリット

細かくメモっておきます。誰かの参考になれば。

※追記

beforeの方が迫力あるやん!と思うかもしれませんが、これはミックス前でマスターもクリップしてるほど音がデカいのです。笑

全体的にどんな環境でもバランスよく聴こえるように仕上げてもらいました。

目次

ミックスを頼んだきっかけ

僕がDTMを始めると同時に、シアーミュージックというDTMスクールに通っていました。

そこで人生初のオリジナル曲を完成させたんですよね。

そこで、先生から「ミックスやったろか?」と言われてやってもらうことに。

そもそもこの時点でミックスについて、何のことかよく分かってませんでした。マジです。

DTMって、

作曲→ミックス→マスタリング→完成!

という工程があると思うんですけど、ミックスなんてものがあるなんて全然知らなかったんです。

流されるままにお願いした覚えがあります。笑

DTMスクールでのミックス作業の様子

シアーミュージックでミックスをやってもらっていた当時の様子を細かく書いています。

どんな感じで作業していたのか、少しでも雰囲気が伝わればと思います。

あまり聞きなれないことも出てくると思いますがそこは流し読みでOK!

トラックのパラアウトから

僕と先生でDAWが違っていたので、作った曲のトラックをパラアウトするところから始まりました。

僕→Cubase、先生→Logic

異なるDAWでプロジェクトデータを共有するにはMIDIデータをオーディオ化する必要があったんです。

オリジナル曲のパラデータ

各トラックをオーディオに書き出す前に以下をやっていました。

・ボリュームをデフォルト状態にしておく
・エフェクト(リバーブ、ディレイなど)を外す

ボリュームやかかってるエフェクトはミックスの時に調整していくので、一度フラットな状態にしておく必要がありました。

特に空間系エフェクトは後からでもかけれるし、掛かりっぱなしだとミックスがしづらくなるんです。

一つひとつソロモードにしてパラアウトしていくのは少し大変でしたけど、トラック数がそこまで多くなかったのが救いでした。

ちなみに、パラアウトはレッスン中ではなく家でやりました。用意できてから次のレッスンでミックスをやってもらうという感じです。

レッスンでのミックス作業

ミックス中は先生がやっているのを終始横で見ていました。

レッスン風景のイメージ

プロのミックス作業を見れるのはとても勉強になります。

各パートのボリュームバランスのとり方、パンの振り方、エフェクトをかけるポイント、おすすめのプラグインなど。

ただミックスをやってもらうだけではなく、ミックスについて色々教えてもらえたのもよかったです。

マニアックなミックス談議に花を咲かせることもあったりして楽しかった。

DTMスクールでミックスをやってもらうメリット

実践的なミックスの知識が増える

実践的で使えるミックスの知識が増えます。

ミックスをやってもらう中でプロの現場で実際に使われているミックスノウハウを教えてもらいました。

特にリバーブの使い分けは印象に残っています。

リバーブって色んな種類がありますよね。使い分けで空間の作り方が変わるんです。

・スプリング
・プレート
・ホール

こういう細かいことってネットで調べてもさっぱりでした。そこでプロの使い分けを拝見できたのはかなり貴重でしたね。

あと初心者の頃はコンプの使い方をミックスのついでに教えてもらった覚えがあります。かなり丁寧に教えてもらいました。

コンプなんてよく分からないエフェクター部門1位でしょ。DTM習うまでこれもさっぱりだったんです。

安心感がある

素人がオリジナル曲のミックスを誰かに依頼するとなれば多くの場合、やり取りはオンラインになっちゃいますよね。

TwitterのDMやメールなど。知り合いに頼めるのであればその限りではないですけど。

ミックス師は評判で選ぶととりあえず安心はできるでしょう。

しかし知らない相手だとどうしても一抹の不安を感じたりもするものです。

またオンラインだとメッセージだけでは伝わらないことも出てきますし、食い違いも生じやすい。

そこでDTMスクールですよ。

その場でやり取りしながらミックスをやってもらえるので、自分が思ってたのと違うミックスにならずに済みます。

オンラインで完結させるのと、リアルタイムでやってもらうのとでは安心感が違うかなと思います。

プロのミックスを間近で見れる

プロのミックスを間近で見れるっていうだけで刺激になります。

「意外とローカットしないんやなぁ」
「そんなプラグイン使うの?」
「そんなとこからミックス始めるの?」

自分とのやり方の違いに気づけたりして面白いです。

DTMスクールでミックスをやってもらうデメリット

お金がかかる

これに尽きますね。お金がかかるのはもう仕方ないです。笑

参考ですが、DTMスクールの料金の相場はだいたい10,000円(月2回)前後。

1レッスンあたり5,000円弱といったところでしょうか。

僕が通っていたシアーミュージックでは月4回レッスンを受けていて、17,600円でした。

1レッスンあたり4,400円。

4,400円でプロにミックスをやってもらうと考えるとどうでしょう。

巷で言われるミックス外注の相場は2,000~10,000円あたりと言われているので、悪くはないかなとは思います。

おわりに:DTMスクールはミックスを外注する場としても活用できる!

ミックスの外注はオンラインでなくとも、DTMスクールや音楽教室を活用するという手もあります!

ミックスをやってもらうだけで終わらず、ミキシングテクニックが学べたり、DTMのモチベーションが上がるかもしれません。

「ミックスってどうやったらいいか分からない!難しい!」
「DTMってやることいっぱいで挫折しそう…」
「ミキシングを外注したいけど顔が分からない相手とやりとりするのはなんか不安やな」

こんな人は一度DTMスクールに通うのを考えてみるのもアリかもしれません。

僕が通っていたシアーミュージックについてはこちらからチェックできます!

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この記事を書いた人

メタル、ラウド、メロコア好きな趣味ギタリスト。ギターとか機材、DTMのことについて語ってます!

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