DTMに必要な機材が分からない初心者向けにここでまとめてみました。
僕もDTMを始めたときは分からなくてネットでたくさん調べまくった覚えがあります。
少しでも挫折せずに理解できるようにまとめましたので参考にしてみてください。
DTMに必要な機材について丁寧に解説!
パソコン
まずはパソコン。「デスクトップ」と「ノートPC」の2種類ありますがどっち買ってもOKです!
据え置き型かポータブル型か、という感じでしょうか。
デスクトップはノートPCよりも低価格というメリットがあります。
DTMの作業スペースに十分なスペースがあるならデスクトップがいいと思います。
持ち運びを考えてる場合は、ノートPCを買うのがいいでしょう。
単にパソコンと言っても、DTM用で考えた場合はそれなりのスペックのPCが必要になってきます。
以下は、DTMに向いたPCのスペックです。
・CPU:COREi5~
・メモリ容量:8GB以上
・SSD:240GB以上
・HDD:1TB以上
※このスペックを想定した場合の参考価格:100,000円~
特に、メモリ容量と内臓SSDはDTMをやっていく上では最低ラインです。
ちなみに僕は、
・CPU:COREi7
・メモリ容量:16GB
・SSD:256GB
・HDD:1TB
※使用PC:マウスコンピューターのDAIV-NG4500E2-SH2 価格:150,984円(税込)
というスペックです。
僕が使ってるPCは目安となるスペックよりもワンランク上。これで約15,0000円です。
機材の読み込みに時間かかったりするのは嫌やな…と思って、ちょっといいのを買ったんですよね。
10万以上するのか…と思った人も多いと思いますが、DTM用にパソコンを買う場合は最低でも10万以上の予算は考えておいた方がいいですね。
【意外と忘れがち】マウス
意外と忘れやすいのがマウスです。
DTMには「打ち込み」という作業によって音を入力していくのですが、それをマウス(鍵盤が弾けるならMIDIキーボード)で行います。
ネットを見るぐらいならマウスはなくてもいいですが、DTMしたいなら絶対買うべきです。
ノートPCならタッチパッドがあるやんけ!それで打ち込んだらよくない!
って思うかもしれませんが、かなり非効率になっちゃいます。
打ち込み作業ってこんな感じでたくさんやらないといけないんですよ。
これをタッチパッドでやろうとすると、両手を使わないといけないのでかなり時間がかかることになります。なかなかの苦行。
マウスがあった方が動きも滑らかで効率がいいのでパソコン買うときに何でもいいので買うようにしたいです。
【作曲ソフト】DAW
DAW(Digital Audio Workstation)は作曲ソフト。
これをパソコンにDL・インストールして使う感じです。
・Cubase
・Logic
・Studio One
・FL Studio
・Ableton Live
・Pro Tools…etc
などたくさんありますが、正直好きなもの選んでOK。
どれも値段はそこまで変わらないし、DAWによって機能面で決定的な違いもないからです。
ただ迷うなら、CubaseやStudio One、Logicのどれかを選ぶのをおすすめします。
DAWの中でも人気で、多くのプロが使っています。僕もCubaseを買いました。
それか、自分の好きなアーティストと同じものを買うというのもおすすめです。
これは事前にネットで調べておく必要がありますね。
【PCと機材をつなぐ】オーディオインターフェース
オーディオインターフェースは楽器の音をパソコンに録音したり、パソコンの音をスピーカーやヘッドホンに出力するために使う機材です。
PCとDTMに必要な機材をつなぐ道具、という理解でOKです。
これがないと楽器をDAW上で録音できなかったり、スピーカーはヘッドホンから音が出ないということなります。
DTMをやる上で欠かせない機材なので買うようにしましょう。
オーディオインターフェースもこだわりなければ何でもOK。1万円程度で買える安いものでも今は高品質なものがあります。以下は一例です。
モニターヘッドホン
DTMでは一般的なヘッドホンではなく、モニターヘッドホンを使用します。
普通のヘッドホンと何が違うの??
と思うでしょう。僕もそうでしたね。
実は通常のヘッドホンで聞く音質って色々と加工されているんですよね。
モニターヘッドホンだとそういう加工がないので、パソコンから出る音を純粋な音として聞くことができます。
音楽を聴くことを楽しむなら通常のヘッドホンでいいですが、制作目的ならモニターヘッドホンを使用するのが一般的です。
とにかくDTMでは普通のヘッドホンではなくモニターヘッドホンを使うということを覚えておいてくださいね!
モニタースピーカー
DTMにモニタースピーカーも必要になります。
これもモニターヘッドホンと同じ理由で普通のオーディオ用スピーカーとは違うものです。
細かく音を聞きたい場合はヘッドホンで使いますが、全体を俯瞰してざっくり聞くためにスピーカーもあった方がいいです。
MIDIキーボード(人によってはなくてもいい)
最後はMIDIキーボードです。DTMの打ち込みで使用します。
マウスで1つ1つ入力してもいいですが、MIDIキーボードがあると便利です。
こんな感じで鍵盤を押せば打ち込めますよ。ドラムを打ち込んでみました。
ピアノが弾ける人なら楽なので買うべきだと思いますが、そうじゃなければDTMを始める段階で買わなくてもOKです。
僕はギターしか弾けないですが、簡単な打ち込みなら楽だと思って買いましたね。
実は鍵盤に馴染みがない人でも、打ち込みで使っている人は意外と多いです。
ただ、鍵盤を弾くならマストバイなアイテムでしょう。
僕は子供のころにピアノ習ってたのでもっと時間ができれば弾けるようになりたい…
弾けたら便利やし、引き出しも増える…そう思ってDTMを始めてしばらくしてから
買うようになりました。
【歌う人は】コンデンサーマイク
歌う人ならマイクは必須ですね。
マイクにも様々な種類がありますが、レコーディング目的では「コンデンサーマイク」というものが一般的に使われます。
ちなみにライブ目的で使われるのが「ダイナミックマイク」。
マイクというとこのイメージが強いと思います。
しかし、DTMでマイクも必要になる人はコンデンサーマイクがおすすめです。
最近は低価格でもいいものがたくさんあるので、チェックしてみてください。
DTM機材の正しい接続順
DTMに必要な機材一式そろえるとこのような感じになります。
モニターヘッドホンやスピーカー、マイクを買うと付属でケーブルがついてくるのでそれらをオーディオインターフェースにつなげます。
楽器の場合はシールドなどを買ってつなげましょう。MIDIキーボードは、USB(付属でついてきます)で直接パソコンにつなげます。
そして、オーディオインターフェースをパソコンにつなげるといった感じですね。これもUSBが付属でついてきます。
あとはPCにDAWをインストールさえできればDTMができる環境が整います!
おわりに
いかがでしたか?
DTMを始めるのは難しいイメージがあるし、お金もかかります。
始めたての場合はコスパ良い低価格のものでも十分DTMが可能な時代。
参考になれば幸いです。
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