DTMでCドライブとDドライブ、どう使い分けたらいい?
こんな悩みのある人向けにお答えします。
少しパソコン知識が必要になりますが、苦手な人にも分かりやすく解説しています!
「Cドライブ」と「Dドライブ」の違い
CドライブはOSやアプリケーションが保存されてるドライブ
Cドライブは「システムドライブ」とも言われ、OS(WindowsやMacOS)やアプリケーションなどPCを動作させるために重要なファイルが入っている場所です。
Dドライブは画像、動画、音楽など個人データを保存するドライブ
Dドライブはデータ保存用のドライブで、画像や動画、音楽などのデータはここに保存するのが一般的です。
多くのパソコンで「Cドライブ → SSD」「Dドライブ → HDD」となっている
最近の多くのパソコンでは、以下のようになっていることが多いです。
・Cドライブ → SSD
・Dドライブ → HDD
Cドライブは重要なファイルが入っているので、転送速度が速いSSDが採用されていて
Dドライブはデータ保存に向いたHDDが採用されてる。こんな理由からだと思っています。
自分のPCのドライブがどっちか確認する方法
「エクスプローラー」を開き、「PC」→ ドライブを右クリック → 「プロパティ」をクリック
「ツール」 → 「最適化」を選択
ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)どちらかが書かれているはずです。自分のドライブがどちらか確認してみてください。
SSDとかHDDとかよく分からん!という人は以下の記事が参考になります!
DTMで使い分けるなら
Cドライブ → DAWや音源のアプリケーション、VSTプラグイン
DAWや音源、プラグインはCドライブにインストールでOKです。
こういったものは、読み込みに時間がかかりがちなのでCドライブに入れておけば安心です。
SSDが採用されてるなら読み込み速度も速いので、迷うことなくこっちに入れておきましょう!
Dドライブ → 音源のライブラリー、その他音楽のデータ、個人的なPCのデータ
Dドライブはデータ保存用なので、
・大容量の音源のライブラリー
・その他音楽のデータ(DAWのプロジェクトファイル、サンプル素材など)
・個人的なPCデータ(バックアップとか写真、動画ファイルなど)
はこちらに入れましょう。
特にシンセを買うと付きまとうのが「大容量のライブラリー」。これはCドライブに入れるとあっという間に容量が足りなくなります。
これだけはシンセの音源本体とは別にCではなくDドライブに入れておくのがおすすめです。
その他のデータもDドライブがおすすめですね。人それぞれこれまで取ってきた写真とか動画とか、人それぞれ個人的なデータがあると思いますが、
そういったものもDドライブで管理するのがいいです。
音源のライブラリーはSSDがいい
音源のライブラリーはDドライブと書きましたが、DドライブがHDDの場合は
・SSDに換装する
・外付けSSDを買う
がいいです。特にNative Instruments社の「KOMPLETE」やNexusとか、こういったシンセのライブラリーは音源に読み込んで使うものなんですね。
できれば速い方がいいですよね。
SSDの方が転送速度が速いので、こちらをおすすめします。
ちなみに僕のPCスペックは
・Cドライブ(SSD)→ 240GB
・Dドライブ(HDD)→ 1TB
になってて、シンセのライブラリーをDドライブに入れると余裕で容量オーバーしてしまうので「外付けSSD」を使ってこっちに入れてます。全体の内訳はこんな感じ。
※ドライブは増やすとEドライブ、Fドライブと増えていきます
おわりに:使い分けは割と簡単
いかがでしたか?
CドライブはDAWや音源、Dドライブはその他音楽のデータ保存用と覚えておきましょう。
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