「audio-technicaのATH-M20xってどんな感じ?」
かれこれ2年以上使っている僕がレビューします。モニターヘッドホンの中でも一万円以下とコスパ。
Amazon売れ筋ランキングでも長らく上位にあり、DTM入門機として人気の高いモニターヘッドホンとして有名です。
「コスパよくても音質とかどうなん?」
買うとき、こんな不安が少しあったのですが、値段以上のクオリティでよかったです!
audio-technicaのATH-M20xを購入したきっかけ
DTMで初めて買ったヘッドホンが中華製のOneOdioのPro 10。これが壊れてしまって乗り換えることにしました。
なるべくお金をかけたくないと思って次を探していたところにATH-M20xを発見。値段が1万円以下で、しかもメーカーがあのオーテクとオーディオ系では有名な国産ブランド。
Amazonもそうですが、他のレビューでも評判がよかったのでそのままポチった感じです。
audio-technicaのATH-M20xのスペック
audio-technicaのATH-M20xの外観について感想を交えながら解説していきたいと思います。
商品モデル番号 | AUD ATHM20X |
---|---|
Is Discontinued By Manufacturer | いいえ |
カラー | ブラック |
コネクタ | 3.5mmジャック, 1/4-インチ |
インターフェース | USB |
材質 | アルミニウム |
サイズ | ケーブル長1.6 or 3.0m |
プロセッサ数 | 4 |
電圧 | 12 ボルト |
デザインに関して、まず真っ黒。シックな感じでかっこいいと思います。
ケーブルは有線(1.6mか3.0mのどちらか)かワイヤレスを選ぶことができます。
僕は長めの方が失敗しないかなと思ったので3.0の方を購入しました。使ってみて思うのは、家でDTMする分には1.6mでも全く問題ないと思いました。
自分の位置とオーディオインターフェースとの距離を一度チェックしてみてください。
また付属品に「ステレオ変換プラグアダプター」がついていて、オーディオインターフェースのジャックに取り付けれるようになります。
ヘッドホンを装着してみて…
横のスライダーで頭のサイズに合わせて長さを調節できる作りになってるので、どんな人でもサイズが合わないということはないはずです。
イヤーパッドは表面はレザーで、中は柔らかい素材になっています。感触はしっかりしつつ柔らかいので付け心地がいいです。
audio-technicaのATH-M20xの使用感
音質面:癖がなくてどの帯域もキレイに聞こえる
フラットな特性で広帯域再生を実現する高音質スタジオモニターヘッドホンのエントリーモデル
audio-technica公式HPより
特にこれと言った癖はなくて全体がクリアに聴こえます。
前使っていたOneOdio Pro10から乗り換えた身としては帯域全体がかなりキレイに聴こえるな~と感じましたね。ちょっと感動したぐらいです。笑
前使っていたOneOdioのヘッドホンは低音が強調されるタイプのものだったので、これに変えた瞬間その違いがはっきりと分かったんですよ。癖がないってこういうことか。
特にミキシングでの音量バランスは前よりも格段に取りやすくなった気がします。変に色付けされてないモニターヘッドホンはミックス時に重宝します。
音質面に関しては、これからDTMを始める人へ素直におすすめできると思いました。
装着感:密閉型で側圧が割としっかりしてる
本機は密閉型です。耳がすっぽりと埋まります。しっかり密閉してくれるので音楽に集中できますね。
イヤパッドも固すぎず柔らかすぎない素材なので、変に圧迫感もなく自然にフィットします。
側圧は割としっかりしている方だなと感じました。かと言って長時間つけていてもあまり気にならないです。
前は中華製品を使っていただけに、やっぱオーディオテクニカは色々違うなと思わされましたね。
装着時の締め付けは最初だけ気になった
ここは他の人のレビューにもあるんですが、装着時の締め付けについてです。
側圧はしっかりしているとさっき書きましたが、人によっては締め付けが気になる人もいるようです。
実のところ僕も最初だけ少し気になりましたが、つけていると慣れましたね。ヘッドホンの乗り換えで余計そう感じたのか…
購入から2年以上経ちますが、長時間つけてても耳が痛いということはなく、これでDTMを続けています。
これはヘッドホンあるあるで、新品は装着時に少しきつめに感じることも多いそうです。でもあとあと経年劣化?で少し緩くなってくるんでしょう。服を着ているとよれてくるのと同じような感じだと思います。
ケーブルが着脱できない
惜しいなと思ったのが、ケーブルの取り外しができないところ。
片付けてどこかにしまっておく場合、本体とケーブル別々で置いておくということはできません。
また持ち運ぶ場合はケーブルを適度なところでまとめるなりしないとぐちゃぐちゃになってしまいますね。
個人的には着脱できるものがよかった。
これで当時はデメリットに感じた点が解消されちゃいました!
まとめ:audio-technicaのATH-M20xはDTM初心者におすすめ
・フラットかつクリアな音質で癖がない
・密閉型でしっかりした装着感だが長時間つけてても疲れづらい
・モニターヘッドホンにしてはかなり低価格(参考価格:7,480円)
・装着時の締め付けが最初だけ気になるが慣れる・ケーブルの着脱不可
良かった点と気になった点を最後にまとめました。個人的にはケーブルの着脱ができるタイプだと完璧でしたが、これはDTMを始めるには個人的には十分なクオリティーだと思いました。
音質に関しては他の人のレビューにもあるように価格相応で、期待しすぎるとギャップがあるかもしれません。
装着時の締め付けが気になるという声がありはするものの、これは新品のヘッドホンあるあるだと思えば、そこまで神経質になる必要もないと思っています。
正直な話、今思えばATH-M20xでDTMを始めていればよかったとさえ思っています。
またオーディオテクニカは国産の有名ブランドなので安心感もあります。サポートとか保証も手厚いはず。
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