【コスパを求めて】ギターの弦、結局どう買うのが賢い?安く買う方法や工夫をまとめてみた

ギターの弦は消耗品の中でも交換頻度が高く、出費が地味にかさみますよね。

しかも近年の物価高騰の影響もあって、弦も年々値上げしてる印象です…。

長くギターを続けるなら弦を買うことはずっと付きまといます。ちょっとでも安く手に入れたいですよね?

そこで今回は弦を安く買うための方法や、普段からできる工夫をありったけ解説したいと思います!

初心者からベテランまで使える節約テクニックとして、ぜひ参考にしてください。

目次

【どう買う?】まとめ買いを基本にする|送料無料になるメリットも

ギターの弦は1セットずつ買うよりも、2~10パックのまとめ買いが断然お得です。

まとめ買いは1セットあたりの単価が下がるだけでなく、オンラインストアなどで送料無料になるメリットもあります。

【どこで買う?】実店舗ではなくオンラインで

実店舗の楽器店でも購入できますが、オンラインショップの方が安く、セールやクーポンの適用機会も多いのでお得になることが多いです。

特にAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでは、まとめ買い割引やポイント還元と組み合わせると実質価格を大幅に下げることができます。

オンライン購入は大手3大ECとサウンドハウスがおすすめ

  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • サウンドハウス

弦を買うならもう大手ECサイト3つとサウンドハウスで十分安く買えます。

これらECサイトなら普段の買い物のついでに買うこともでき、送料無料ラインも狙いやすいです。

どこを利用するかですが、

弦を安く買うことに特化するなら、上記3サイトで価格比較して最安なところを選べばいいですし、

普段の買い物で利用しているところで「ついで買い」するのもいいと思います。

他では、サウンドハウスで買うのもいい選択肢だと思います。

サウンドハウスとは?

ギターやドラム、DTM機材、PA・照明機器まで幅広く扱う日本最大級の楽器・音響機器通販サイトです。圧倒的な低価格と迅速な発送、充実したアフターサポートが特長。

初めに挙げた大手ECサイトよりも安いことがあり、比較して最安値であればサウンドハウスも検討してみてください。

フリマなら販売価格よりも安く買える

メルカリなどではフリマアプリでは、新品未開封の弦が定価より安く出品されていることも多く、ギターの弦を相場より安く手に入れることも可能です。

安く買うためにフリマを弦購入のスタンダードにしている人も少なくありません。

ただし、長期保管品や偽物のリスクもあるため、購入前に製造年月や保管環境を必ず確認しましょう。

筆者も普段メルカリをやっていて、そこで弦を買うこともあります。

海外通販ってどうなん?

アーリーエクスプレスやTemuのような海外サイトでは超格安で売られているのを知っていますか?

安さにこだわる人はここで買うのも選択肢の一つです。

ただ、海外通販は粗悪品が多いことで有名です。

・偽物
・弦が揃っていない
・包装の破れ

また、海外通販は国内のショップとは違い、商品到着日時が遅い(5~20日、1か月かかる場合も)ので、買う際は注意が必要です。

安けりゃ何でもいい!という人は海外通販も検討してみてください。

【いつ買う?】セール時期を狙う

ギター弦を安く買うには、やはりセール時期を狙うのが効果的です。

  • ブラックフライデー
  • プライムデー
  • 年末セール
  • 楽器店の決算セールなど

普段の価格で買わず、割引率が高いタイミングを狙いましょう。

ポイント還元率UPの時期も見逃すな

各ショップのセール時やキャンペーン時にポイント還元率がUPする日があります。

・Amazon:プライムデーやポイントアップキャンペーンなどのセール時
・楽天市場:「5と0のつく日」キャンペーン(毎月5,10,15,20,25,30日)
・Yahoo!ショッピング:「5のつく日」キャンペーン(毎月5,15,25日)

ポイントUP量や条件など詳しくここでは割愛しますが、こういったタイミングで弦を買うのを意識するとお得に手に入るということを知っておいてください。

弦交換の頻度別「最安ルート」タイプ診断

ここでは弦交換の頻度によって一度にどれぐらいの量をまとめ買いすればいいか、3つのタイプ別に紹介します。

参考にしてみてください。

  • A:たまにしか替えない or 予備が欲しい
  • B:2〜3か月に1回(自宅練習中心)【おすすめ】
  • C:月1回以上替える(ライブやスタジオ多め)

A:たまにしか替えない or 予備が欲しい

そこまでギターは弾かずたまにしか替えない or 予備が欲しい人は単品買いでOKです。

この場合、弦を買うときは「ついで買い」で送料無料にできるといいと思います。

例えば、他の消耗品(ピックやクロスなど)や機材と一緒に買うようにすれば、送料無料ラインを超えることができます。

弦代節約シミュレーション例

  • 対象:エレキ弦(例:D’Addario EXL110)
  • 単価:¥880(Amazon通常価格の例)
  • 交換頻度:月2回(=年間24回)
  • 年間コスト:¥880 × 24セット = ¥21,120

B:2〜3か月に1回(自宅練習中心)【おすすめ】

自宅練習中心で2~3か月に1回程度の場合は、2~3パックセットを買うのが最もコスパです。

オンラインストアのセール日やポイント還元キャンペーン時にまとめ買いできれば、さらに安く買うこともできますね。

家でギターを趣味として楽しんでる人はこのタイプに相当するんじゃないかと思ってます。

Bタイプは最も多そうな気がしたので、「おすすめ」としました!

弦代節約シミュレーション例

※対象弦は上に同じくD’Addario EXL110、還元率は10%を例に計算

  • 対象:エレキ弦(例:D’Addario EXL110)※上に同じ
  • 3セット価格の例:¥2,460(=1セット ¥820
  • ポイント還元¥2,460 × 10% = ¥246相当(=1セットあたり ¥82.0
  • 実質1セットあたり:¥820 − ¥82.0 = ¥738
  • 年間コスト:¥738 × 24セット = ¥17,712
  • 年間節約額:¥21,120(1セットずつの場合) − ¥17,712 = ¥3,408節約

C:月1回以上替える(ライブやスタジオ多め)

月1回以上で頻繁に弦を交換する人は10パックセットの弦をまとめ買いするのが最もコスパになります。

ライブやスタジオが多い人などはこのタイプ多そうです。

弦代節約シミュレーション例

※対象弦は上に同じくD’Addario EXL110、還元率は10%を例に計算

  • 10セット価格:¥6,980(=1セットあたり ¥698
  • ポイント還元¥6,980 × 10% = ¥698相当(=1セットあたり ¥69.8
  • 実質1セットあたり:¥698 − ¥69.8 = 約¥628
  • 年間コスト:¥628 × 24セット = ¥15,072
  • 年間節約額:¥21,120 − ¥15,072 = ¥6,048(=ほぼ新品のコンパクト・エフェクターやケースが買える額)

【参考】弦をよく切る人はバラ弦も買っておく

弦をよく切る人は応急処置としてバラ弦を何本かまとめ買いしておくのもおすすめです。

弦を頻繁に変えるAタイプの人はバラ弦の備えがあるといいと思います。

目安としては切れやすい1,2弦を中心に2~10本程度あれば大丈夫です。

Aタイプの人は思い切って50~100本大量に買っておくのもアリです。

バラ弦を以下からチェック!

Amazon
楽天市場
Yahoo!ショッピング
サウンドハウス

【何を買う?】まとめ買いにぴったり!安いのに失敗しにくい弦を紹介

ここではエレキ・アコギそれぞれでまとめ買いで失敗しづらいおすすめ弦と、その理由をわかりやすく紹介します。

まずはエレキ弦をチェック!

【3,000円台】D’Addario EXL110-3D Regular Light 10-46

D’Addario EXL110はダダリオの弦の中でも世界的な定番モデルで、世界中のプロから初心者まで幅広く愛用者がいます。

ニッケルワウンド弦ならではの明るくクリアなサウンドが特徴で、幅広いジャンルで使いやすいです。

この弦の3パックセットは特に人気です。

【1,000円台】Ernie Ball 2221 REGULAR SLINKY 10-46 2Set Pack

次はErnie Ballの定番モデルです。

REGULAR SLINKYはテンションと音量のバランスが良いのが売り文句で、こちらも初心者からプロまで幅広く愛用者がいます。

アーニーボールは1セット1,000円以下と低価格の弦としても有名で、安さにこだわるならダダリオよりもまとめ買いに最適だと思います。

次はアコギ弦をチェック!

【3,000円台】D’Addario EJ16-3D Light 12-53

D’Addarioアコギ弦の定番モデル。フォスファーブロンズ弦らしい温かみときらびやかさがあるサウンドが特徴です。

弾きやすさと鳴りのバランスが良さ、チューニング安定性と耐久性が高さからもどんな人でも扱いやすいです。

【3,000円台】MARTIN AUTHENTIC ACOUSTIC MA540 PK3 Light 12-54

続いてアコギの老舗Martinから出ている弦です。

Authentic Acousticシリーズは国内ECサイトでも流通が厚く、値引きやポイント還元の対象になりやすいため、まとめ買いに向ています。

先ほど紹介したEJ16よりも低音側が僅かに太くなっています。

弦交換の頻度が高い人はコーティング弦の方が安くなることも

コーティング弦は価格は高めですが、寿命が長く長期的に見るとコスパが高い場合があります。

特に毎日演奏する人や、手汗が多い人で弦の錆びを気にする人にはおすすめです。

なぜコーティング弦が結果的にコスパになるかは「時間あたりコスト」を知っておきましょう。

時間あたりコストとは?

弦の価格を「実際に使える演奏時間」で割った価格です。

簡単にいうと、弦を1時間使うのにいくらかかっているかを計算する方法です。

時間あたりコスト = 弦の1セット価格 ÷ (寿命日数 × 1日あたり演奏時間)

この計算式をもとに、非コーティング弦とコーティング弦で時間あたりコストを比較してみます。

700円の非コーティング弦(寿命2週間)と1,800円のコーティング弦(寿命6週間)で毎日1時間練習した場合を考えました

  • 非コーティング弦:¥700 ÷ 2週間×毎日1時間= ¥700 ÷ 14 = 約¥50/時間
  • コーティング弦:¥1,800 ÷ 6週間×毎日1時間= ¥1,800 ÷ 42 = 約¥42.9/時間

どうでしょうか?

「1セットあたりの価格」だけで判断すると、コーティング弦の方が実は安い場合があるんです。

そして寿命が長いので弦交換の頻度も減らせることができ、価格が高いコーティング弦が長い目で見てコスパになるという理由がここにあります!

まとめ:結局弦を安く買うにはこれが最強

最後にまとめです。

  • まとめ買いを基本にする(送料無料になるメリットも)
  • 実店舗ではなくオンライン(フリマもアリ)で買う
  • セール時期(ポイント還元率UP時も)を狙う
  • 月1以上で弦交換 → 10セットまとめ買い
  • 2~3か月に1回で弦交換 → 2,3セットまとめ買い
  • たまにしか替えない → 単品購入
  • 弦交換の頻度が高い人はコーティング弦も使う、長い目で見てコスパ

ここまで書いてきましたが、弦を安く手に入れるために

「セール時期 or ポイント還元率がUPする日にオンラインでまとめ買い」

を心がけてみてください。

また、どれだけまとめ買いするかはその人の練習スタイルにもよりますが、まずは2,3パックから試してみるのはおすすめです。

少し長くなりましたが、お疲れさまでした!

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この記事を書いた人

メタル、ラウド、メロコア好きな趣味ギタリスト。ギターとか機材、DTMのことについて語ってます!

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