ギターの練習で左手薬指が腱鞘炎になってしまった話。治すまでにやった対処法や考え方【フィンガリングは気をつけようね】

ギターを弾く人にとって腱鞘炎はつらいもので、治るまでギターから離れないといけなくなるのでなりたくないですよね。

ギターで腱鞘炎になったらやるべきこととなってしまった時の考え方を自分の経験談を交えて書いていきます。

目次

自分の実体験

ギターの練習で腱鞘炎になったことが過去にあります。自分の場合は左手薬指の第二関節でした。

自分は右利きなので、フィンガリングする方です。

当時速いフレーズを繰り返し練習しまくっていて、なってしまいましたね。

夢中でガンガン練習しまくってました。

すると練習終わって曲げると痛みが・・・。

少しでも曲げると痛いのでさすがにヤバい…と思ってここからギターの練習を休むことに。

これまでギターを弾いてきてこんなことなかったのでさすがに焦りました。

幸い自分の場合、痛みは一週間でほぼなくなりましたが念のためそこから一か月休みました。

余分に休んだのでなんとか安心して再開できるようにはなりましたね。

ギターで腱鞘炎になった場合の対処法

左手薬指が腱鞘炎になった時にやったことを書いていきます。

休む

腱鞘炎になってしまったらとにかく休むことです。

痛みがなくなるまでギターは弾かずとにかく指を安静にしましょう。

個人的には痛みがなくなっても、大事をとって余分に休むことをおすすめします。

治るまでギターが弾けなくなるのは結構つらいんですが仕方ないです…

その間は違う趣味をやるか、この後紹介するギターを持たなくてもできる練習をやってみてください。

病院(整形外科)に行く

少しの痛みなら安静にするだけでもいいと思いますが、あまりに痛みがひどい場合や1か月休んでも痛みが引かない場合は整形外科で一度見てもらった方がいいです。

筆者も当時、病院で診てもらいました。

レントゲンを撮ってもらったりしましたね。特に異常はなかったので一安心。

その後、湿布をもらって終わりました。

軽い腱鞘炎なら日にち薬で薬を処方されないこともあるみたいです。

医者から「湿布出しときましょうか?」という感じで言われたので、自分の痛み具合は日にち薬で治っていくような感じでした。

少しでも不安な人は病院で診てもらいましょう。

指を冷やす

腱鞘炎はスポーツで怪我した時と同じくアイシングが効きます。

昔部活で怪我した時も冷やしてケアしてたので腱鞘炎の時もやりました。

ただ冷やすだけじゃなくて冷やすと温めるを交互に繰り返すのがいいみたいですね。

昔調べたんですが、「温冷交代浴」と言います。

温浴を4~5分、冷浴を30秒~1分くり返す。15~30分行う。

※はれがひどいときには、冷浴を1分、温浴を1分交互にくり返す。

10分~15分間行う。

引用:https://www.kasugaseikotsuin.com/case/sports/

筆者も少しでも治りを早くしたくてこの方法をやりました。

腱鞘炎のケアで試してみてください。

自分のように左手指の場合なら、

・冷水と温水をそれぞれ容器に入れて用意
・氷嚢とカイロ

で交互に当てるのがいいんじゃないですかね。

ギターで腱鞘炎にならないためにできること

腱鞘炎に一度なってしまったら今後ならないようにするためにできることを書いていきます。

同じフレーズを長時間繰り返し練習しない

筆者が腱鞘炎になってしまった原因がまさにこれでした。

反復練習は大事なんですけど、やりすぎは禁物です。

変に力んで練習しまくっていると腱鞘炎になってしまうので、小休止を挟んだり色んなフレーズを満遍なく練習する方が予防、果ては上達にもいい気がします。

負荷をかけすぎる無理な練習は避けましょうね…。

少しでも指に違和感が出たら弾くのを即やめる

少しでも腱鞘炎かな?と思うような指の違和感を覚えたらギターの練習は即やめるようにした方がいいと思います。

いやいや大丈夫やろって思っても自分で感じた異変って大体合ってることが多いです。自分はそうです。

ちょっとぐらいいける!と思ってギターを弾き続けたい気持ちはめっちゃわかります。

それでも経験者としては時としてギターを休む勇気が必要になってくるかなと思いますね。

トレーニング器具で指の柔軟性を高める

ギターの運指トレーニング器具というものが売られています。指の筋力や柔軟性を高めたり、怪我予防にもなります。

・フィンガートレーナー
・グリップセイバープラス
・健身球

こういうもので日々トレーニングしておくと腱鞘炎予防につながります。

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腱鞘炎になってもギターを練習したい!そんな人のためにできることを紹介

最後に腱鞘炎になってもどうにかギターを練習をしたい!そんな人に向けてできることを書いてみます。

無理のない範囲でやってみてください。

片方だけ練習(フィンガリング or ストローク、ピッキング)

痛めていない方だけでできる練習をやってみてください。。

ストロークする方を痛めてるならフィンガリングに特化した練習ができるでしょう。

ピッキングせずにハンマリングやプリングの練習したり、クリックに合わせてフィンガリングだけでクロマチックなどの基礎練習など。

逆ならストロークやピッキングだけの練習ですね。これもクリックに合わせて、

・ストロークでリズム練習
・カッティング
・開放弦ブリッジミュートでダウンピッキング(速さ耐久)
・開放弦トレモロピッキング

などなどやろうと思えばこんな感じの練習ができそうですよ。

音楽を聴く時間を増やす

音楽を聴く時間を増やしてインプットに割くのもありです。聴くのも立派なギターの練習になります。

練習のレパートリーを増やすために前から気になってた曲を聴く、練習したいフレーズを覚えるために曲を聴き込む、など色々できますよ。

筆者が腱鞘炎でギターを休んでいた時はSNSとかで弾いてみた動画を見て弾いた気分を味わってました。笑

耳コピ

今後の練習のために気になってる曲を耳コピして治ったらすぐ練習できるように備えるのもいいでしょう。

先の音楽を聴く時間を増やすという内容と通じるところですが、耳コピして曲を聴き込むといざギター練習を再開した時にフレーズが覚えやすくなります。

耳コピ力が上がれば曲を覚えるのが速くなるので練習の効率が上がってギターの上達にも活かせられます。

音楽理論を勉強してみる

少し音楽理論の練習をしてみるのも刺激があるかもしれません。

やったことない人は腱鞘炎をいいきっかけとしてやってみませんか?

コード理論やスケールを覚えるとギターでのアドリブや作曲にかなり役に立ちます。

それと耳コピにも実は音楽理論が役に立つんですよね。

ギターをより楽しめるようになりたい人は音楽理論を勉強して損はないです。

作曲(DTM)

ギターで作曲…は難しいと思うのでDTMです。

筆者もDTMをやっていますが、作曲をすると音楽に対する捉え方とか見方が、音楽を聴くだけ、楽器を弾くだけの時よりも変わります。

楽器の表現力にも活かせれるので腱鞘炎をきっかけにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

DTM機材を揃えるのにお金がかかるので余裕があればやってみてください。

DTMを既にやってる人であれば、腱鞘炎でギターが弾けない期間はDTMに専念するのもいいですね。

おわりに:腱鞘炎はギタリストの大敵

いかがでしたか?自分が左手薬指が腱鞘炎になったときのことを思い出しながらまとめてみました。

ギターで腱鞘炎になってしまうと、なかなか辛いです。ギターがメインの趣味の人はなおさら。

自分からギターを取ってしまったら生きてる意味なんてねぇ!という人はかなり不安になってしまうかもしれません(僕も割とそういうタイプです。笑)

腱鞘炎を治す秘訣はとにかく休むこと。

少しでも指に違和感を覚えたらとにかく無理はしないことですね。

自分の場合は自然に治る痛みでしたが、痛みの具合も人によって様々。

かなりヤバいなと感じたら自己判断せず病院にいきましょう。

少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

メタル、ラウド、メロコア好きな趣味ギタリスト。ギターとか機材、DTMのことについて語ってます!

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